スマホのLTEって本当に早いですね。
3GからLTEに機種変更したとき、感動してしまいました。
その時に量販店の店員さんから説明された、7ギガの帯域制限。
要は、1ヵ月のLTEのデータ利用容量が7GB(ギガバイト)を超えたら、
通信速度に制限がかかり、最大128Kbpsの速度になる、ということなのです。
LTEの高速通信ができなくなるという規則なのです。
店員さんは「普通に使っていれば7ギガ制限なんて問題ないですよ~」
なんて言っていましたが、知人の話によると、
ちょっと動画を長く見ていたらスマホから警告があり、
利用量が2ギガを超えていた、との事!
意外に早く来た警告に知人は驚いていましたヽ(゜Д゜;)ノ!!
動画は画質の良し悪しや、動画の内容によっても容量は違いますが目安として、
高画質のHD動画だと約7時間半で7ギガに達し、
中画質の動画の場合は約30時間で7ギガに達するようです。
1日に1時間以上見たら制限越えちゃいますね~。
動画以外にも、もちろんホームページ閲覧、各種アプリ、オンラインゲーム、
メールやLINE、Skypeの無料通話も7ギガ帯域制限の対象になります。
また、通信事業者によっては3日間の利用料が1ギガ以上だと翌1日間に
制限がかかる事があるので注意が必要です。
そして、タブレットを利用している方はポケットWiFi等を使って
通信していると思われますが、同様の7ギガの規制があるのです。
NTT docomo データ通信カタログ2014.05より出典
そこでみなさん、疑問が湧きますよね!?
そもそも、なぜ7ギガに制限する必要があるのでしょうか?
通信利用量を制限する理由としては、
各通信事業者がユーザーに対して公平な
スピードでデータ提供をするという事と、
データ通信の利用料金を安価に保つというところにあります。
スマートフォンやタブレットが普及し、全体のデータ容量が増加していく中で、
一部のヘビーユーザーが大幅な通信量(通信帯域)を利用してしまうと、
通信速度を高速で保てなくなります。
また、通信速度を高速に保つための設備投資も必要となり、
料金の引き上げにも繋がっていく事となります。
そのため、通信事業者各社で1ヶ月7ギガまで、
それ以降は別料金(2ギガごとに2,750円)という決まりを作ったわけです。
ユーザーからしてみれば、
せっかく購入したタブレットやスマホを家でも外出先でも、
制限を気にせずに使いたいものですが、
そういった取り決めがあったうえで契約しているので、
我々ユーザーは何とか7ギガまでに使用量を抑えるよう工夫していくしかないのです。
7ギガ制限の対策として行っていただきたいのが、
まず第一にWiFi通信の利用です。
最近のスマホは4G(LTE)回線を使って通信をしています。
この回線が7ギガの制限対象となっているため、極力使わずに、
フレッツ回線などの他の回線をWiFi通信を使って利用すればいいわけです。
そこで欠かせないのが、ご自宅をWiFi環境にする事です。
WiFi環境は、フレッツ光などのインターネット回線を引き、無線LANルーターを
設置することで簡単に作る事ができます。
現在は無線LANルーターも高価なものではなく、数千円で購入が可能です。
また、工事費が実質無料で導入出来るインターネットサービスがありますので
7ギガ制限でお困りの方は、パケットの節約のためにも
インターネット回線の導入をご検討ください。
おすすめのインターネット回線
屋外では無料のWiFiスポットを積極的に利用しパケットの節約をしましょう。
現在、2020年に開催される東京オリンピックに向けて観光客の利便性を向上させるために、無料のWiFiスポットが増えています。
駅や空港、飲食店やカフェ、コンビニ、ホテル、デパート、美容院など様々な場所で無料のWiFiスポットが設置され利用できるようになっています。
利用できる場所では、写真のようなステッカーが入口などに貼ってあります。
WiFiスポットを利用するにはスマホの簡単な設定が必要です。
スマホの「設定」から「WiFi」の項目を選び、接続したいWiFiを検出(スキャン)し接続することで利用が出来ます。
また、一度設定する事で、その場所に行ったら自動的にWiFiにつなぐようにも設定ができるので大変便利です。よく利用する駅やお店がWiFi対応しているか確認してみましょう。
最後に事前に通信会社と契約しないと利用できない有料のWiFiスポットもあり、新幹線の車両内などがそれに当たります。ご利用の際は、対応している通信会社に事前にお申込みの上でご利用ください。