光コラボ事業者とはいっても、その数はなんと150社以上。
自分で調べてびっくりしました(笑)
大手携帯会社を始め、プロバイダや地域のケーブルテレビ事業者、電機メーカーや商社などなど、多くの会社が光コラボ事業者としてサービスを提供しているようです。
というのは、まだ実際にサービス展開をしてなさそうな会社や、法人を対象に自社サービスに限定したシステムなどで提供しているような会社などもみられます。
その中で、日本全国対応できる家庭向けの光コラボ事業者をかいつまんで比較させて頂きます。
しかしながら、この比較というのがかなり煩雑で、特に携帯の連携サービスを絡めると、ご家庭ごとの携帯の契約台数やプランなどにより大幅に割引額が変わってくるのです。
そこで今回は、「転用」の場合に絞り、住居タイプごとの標準料金と割引情報という形で、できる範囲の比較をしてみようと思います。
まず、光コラボ事業者の特長を大まかに分類すると2種類に分けられます。
①はインターネットの利用料金はびっくりするほど安いというわけではないですが、携帯とセットで利用する事で威力を発します。
なので、ご家庭内でそのキャリアの携帯の契約数が多いほどお得であったりします。
しかしながら、携帯・スマホの契約プランを通話し放題のプランに変更したり、オプションの追加が必要だったりで、非常にわかりにくく、事前によく調べないと実際はたいして安くなってないという事もありますので注意が必要です。
また、家族のスマホのパケットシェアをした結果、子供がパケットを使いすぎて親が使うときには容量オーバー。追加料金を払ってパケットを購入という事もあるので、せっかく割引されていても結果的にお金がかかったという事もあるので、家族全体で毎月どのくらいのパケットを利用するのかを把握していないと残念な結果になることも。
②に関しては携帯とのセット割はなく、単純にインターネット料金が安くなるというものです。携帯との絡みがないのでとてもわかりやすく、「転用」(利用中のフレッツ光から契約を切り替える事)の場合なら、基本的に工事がないので簡単に月額料金を下げる事ができます。
また、②のタイプの光コラボ事業者では、割安でスマホが利用できるサービス(SIMカードの提供)を行っている事業者もあります。
ということで、上記の2パターンのどちらがいいかというと、家族の携帯スマホの台数が多い場合は①を検討し、シミュレーションしてみるのがいいと思われます。逆に単身の方や、料金シミュレーションが苦手な方は、単純に安くなる②にしてしまうというのもありだと思います。
主だった光コラボ事業者の料金をまとめました。( )の中の金額は割引サービスを適用した場合の料金となります。ただし、ソフトバンク光とドコモ光に関しては、割引がネット料金でなく携帯代にかかるため、ここでは加味しておりません。「auセット割」があり、契約台数に関わらずネットの料金から最大1,320円割引されます。
また、以下の比較表は2021年3月時点のものですが、キャンペーン等の特典は「○月末日まで」といった期限があり、光コラボの場合はまだ始まったばかりということもあってか、特典内容がよく変わっていきます。なので、お申込の際は最新の適用可能なキャンペーンを確認のうえでお申込みください。
光コラボ[転用]の場合の月額料金比較(2021年3月時点)
サービス名称 | 月額料金 | 特典・割引サービス | スマホ連携割引 | |
---|---|---|---|---|
一戸建て | 集合住宅 | |||
ソフトバンク光 | 6,930円 (5,720円) |
5,390円 (4,180円) |
自動更新あり 1,210円/月割引 |
おうち割 光セット※ 携帯代が1台当たり 最大1,100円/月割引 |
ドコモ光 (タイプA) |
7,370円 (5,720円) |
5,500円 (4,400円) |
2年定期契約 戸建:1,650円/月割引 集合:1,100円/月割引 |
パケットパック※ 携帯代が最大3,850円/月割引 |
OCN光 | 6,820円 (5,610円) |
5,170円 (3,960円) |
2年自動更新型割引 1,210円/月割引 |
なし |
※「おうち割 光セット」の割引適用条件として、指定オプション(550円/月~)のご利用が必要です。
※「パケットパック」の3,850円/月割引はウルトラシェアパック100をご契約の場合の割引額となります。