2014年6月23日にNTT東日本のプレスリリースにて2014年7月1日から
「フレッツ光ネクスト ギガ・スマートタイプ」という、
通信速度が最大概ね1Gbpsのサービス提供が開始されるという発表がありました。
NTT西日本では「フレッツ光 ネクスト スーパーハイスピードタイプ隼」
(通信速度は同様の最大概ね1Gbps)というサービスがありますが、
ついにNTT東日本でも登場しました。
ギガ・スマートタイプとは従来のファミリータイプやマンションタイプとは
どのように違うのでしょうか。
今回はギガ・スマートタイプのサービス内容や特徴を説明いたします。
ギガ・スマートタイプの通信スピードは、その名の通り、
上り下りが最大概ね1Gbpsのサービスです。
従来のサービスであるフレッツ光ネクストハイスピードタイプが下り最大200Mbps、
上り最大100Mbpsであったのに対し、理論値ですが下りはおよそ5倍、
上りはおよそ10倍のスピードになっています。
また、ギガ・スマートタイプで特徴的なのが、
ひかり電話対応の無線LANブロードバンドルーターが標準装備になっている事です。
今までは、無線LANルーターはお客様でご用意いただくか、
NTTのレンタル品(有料)を利用していたものが、最初から利用する事ができます。
標準装備されている無線LAN対応のブロードバンドルーターは
最新の高速Wi-Fi規格の「11ac」が利用できます。
11acなら、今までの11n規格と比べて、なんと通信速度は約11.5倍。
家族で複数のスマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などの通信機器を
同時接続しても強力な電波でスピードを安定させる事ができ、
将来的に11ac規格対応の機器が増えた時も安心です。
無線LANルーターの標準装備はスマートフォンやタブレット、
Wi-Fi通信の普及に伴った時代に沿ったサービスと言う事ができるのです。
ギガ・スマートタイプは光ファイバーを直接宅内に引込む一戸建て用のファミリータイプと、
マンションタイプであれば光配線方式に対応しています。
残念ながら、VDSLタイプやLANタイプには対応していないのでご注意ください。
料金に関しては従来の「フレッツ光+無線LANルーターレンタル」の場合は若干高くなり、
+220円となりますが、「ひかり電話」を利用する場合に限ってマンションタイプでは
ひかり電話対応ルーターの料金がかからなくなるため、-275円の料金メリットがあり、
集合住宅にお住まいの方には料金面でもいいサービスだと思います。
戸建てのファミリータイプに限っていうと、+200円の月額料金アップとなりますが、
通信速度の向上と最新の電波の強い無線LANルーターが使えるようになり、
家中どこでもWi-Fi通信が可能になるので、Wi-Fi対応機器が増えて行く今の時代には、
新しく始めるにはちょうどいいサービスですね。
住居タイプ | 従来のフレッツ光料金 | ギガ・スマートタイプ 無線LAN標準装備 |
差額 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
フレッツ光 月額利用料 |
無線LAN レンタル料金 |
合計 | ||||
ファミリー | 戸建 | 4,950円 | 330円 | 5,280円 | 5,500円 | +220円 |
マンション | ミニ | 4,125円 | 4,455円 | 4,675円 | +220円 | |
プラン1 | 3,465円 | 3,795円 | 4,015円 | +220円 | ||
プラン2 | 3,025円 | 3,355円 | 3,575円 | +220円 |
住居タイプ | 従来のフレッツ光料金 | ギガ・スマートタイプ 無線LAN標準装備 +ひかり電話 |
差額 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
フレッツ光 月額利用料 |
無線LAN レンタル 料金 |
ひかり 電話 |
合計 | ||||
ファミリー | 戸建 | 4,950円 | 330円 | 550円 | 5,850円 | 6,050円 | +200円 |
マンション | ミニ | 4,125円 | 1,045円 | 5,500円 | 5,225円 | -275円 | |
プラン1 | 3,465円 | 4,840円 | 4,565円 | -275円 | |||
プラン2 | 3,025円 | 4,400円 | 4,125円 | -275円 |